賃貸マンションで、トラブルが多いのは、「騒音」
賃貸マンションでトラブルが、多いのは、騒音問題です。
集合住宅に住めば、上や左右のお部屋から生活音等が聞こえる場合があるかもしれません。
人が生活すれば、多少な音も発生し、場合によれば別のお部屋や近隣の方に迷惑がかかる場合があります。
多くのトラブルの原因状況は、「時間帯」です。
朝7時ぐらいまで、夜10時以降の時間帯に、洗濯機を動かす・掃除機をかけるや大音量の音を出す(テレビ鑑賞等)等入居者様の勤務時間もあると思いますが、朝一般的な方が寝起きする時間帯の音・振動を出す行為はしない事をお勧め致します。
昼間は問題ないというわけではなく、集合住宅の基本は、音・匂い・振動等を極力させない事かと思われます。
以前、NHKでの受け売りですが、どのような居住者が住んでいるか分かる・たまに挨拶する方だと、騒音に対して、寛容になるようです。(子供がいるお宅等)
逆に、知らない方だと、その騒音に対して過敏になるようです。
一般的な騒音トラブルのもととなっている音には傾向がみられ、以下のような音は騒音トラブルの例として良く上げられます。
- 上階から聞こえる子どもが走る足音
これは、親が注意する・気を付ければお子様も気にして気を付けるかと思います。
また、床に、防音マット等を敷いて対策することもよいかと思います。大人でもよく大柄な方が、歩行の際に、踵から床に踏み下ろす方もいます。その方は、スリッパ等で床に音を伝わらせないように工夫しましょう。 - 子どもの泣き声・叫び声
この部分は、泣き声については、防ぐことは難しいでしょう。特に、小さなお子様・赤ちゃんが居る際は、特に注意が必要ですが、この部分は、貸主様や管理会社等に事前に確認をして、入居の際は、上記のNHKの受け売りのように、挨拶やコミュニケーションをとり、心理的な部分で対応しましょう。
叫び声は、お子様の不満・不安等で発するかと思いますので、これは、親が精神面でのケア等で対応すべき内容かと思います。 - 上階や隣の部屋から聞こえる話し声
この部分は、地声が大きい方もいらっしゃいます。その場合は、ご本人が、声が大きいことを認識していない可能性がありますので、一言お願いしてみるのはいかがでしょうか。 - 騒音の原因となる入居者を決めつけない・お願い
ここで、「お願い」としたのは、騒音元が別の部屋の居住者の可能性もあります。
まずは、決めつけない
ここからこのような時間帯・音がしているようで、私のお部屋にも聞こえる時があるので、○○さんのお部屋はどうでしょうか。と聞いてみる。
その際に、自分が発生源かもしれないとお話がある・話がなくとも気にしてもらえるので。それでも改善しない場合は、貸主様や管理会社に間を取り持ってもらいましょう。いきなり特定の居住者にあたるのではなく、まずは「入居者皆様に連絡している」と間接的に呼びかけることが重要です。貸主の誤解はトラブルを深刻化させる場合もあるため注意してください。 - テレビや音楽の音
この音は、音量を低くする・ヘッドホンを使う等対策はできます。ですが、友人が来て映画を見る等ワイワイしてしまう場合があるかもしれませんが、その場合は、事前に周囲の方に可能性を伝えるか、友人と一緒にワイワイせず、冷静に対応すべきでしょう。また、時間帯も気を付けましょう。 - ペットの鳴き声
ペット飼育可の賃貸物件は、初めからペット飼育可の物件と、後から飼育可とした物件では、対応が異なるでしょう。
前者の場合は、極力、ペットのしつけをしているが場合により鳴いてしまう場合があります。その部分は、仕方がないでしょう。その条件の建物を入居した方が迷惑と思われても、そのような条件の賃貸物件なので。
後者の場合は、ペットのしつけをし、鳴き声を出さない・迷惑をかけない条件で飼育していると思いますので、近隣の方に迷惑をかける場合は、別の物件に引っ越すしかないかと思います。 - 掃除機や洗濯機の音
この部分は、①行う時間帯を気を付けるべきでしょう。②洗濯機の場合は、防振キャップ(洗濯機の足にはめて床に振動を伝え無くようにする)ものを利用し、音の軽減を図る方法が良いでしょう。 - 楽器演奏の音
音楽演奏の可の物件は、建物内だけの問題では収まらなく、近隣の方にも迷惑をかけてしまいますので、防音施設内での使用以外は、ヘッドホンを使い音を出さないようにすべきでしょう。 - 窓やドアを開け閉めする音
閉める際に、力強く閉める方や、鉄の玄関ドアの場合は、音が出るようです。
前者は、ご本人が気を付けるべきで、後者は、ドアダンパーの調整で多少は改善できるので、貸主様や管理会社様に相談してみるのが良いかと思います。
以前あって改善しているのが、クローゼットの戸を閉める際に、戸が合わさった際に、戸同士が当たり「パンッ」と音が鳴るものがあります。その場合は、ホームセンターに売っている「戸当たり改善グッズ」:戸ととの間に若干隙間があるのですが、そこにクッションやゴム等の薄いシールのようなものを貼り、戸が当たる際のクッションを設ける方法です。
- 上下左右の方に挨拶をして、起こりえる事を事前に伝えて置き、頻繁にコミュニケーションを取り、心理的な部分対策をすべきでしょう。
- 次に、入居者様が気を付け(住んでいるのはご自身だけではなく、他の方もいるということ)・グッズなどを利用し軽減することをお勧めいたします。
- それでも難しい場合は、貸主様や管理会社に相談してみるのもよいかと思います。
音を聞いて迷惑している方
今まで、音を出す方を主としてお伝えいたしましたが、音を聞いて迷惑している方について、下記の件を記録して、直にお伝えするのが難しい場合は、貸主様や管理会社にお伝えすべきでしょう。- その音に気が付いたのはいつからか(わかる範囲で具体的に)
- どのような音がするのか(機械・設備音、足音、人の声 など)
スマートフォンで音を録音するのは難しいようです。 - 音が聞こえる頻度や時間帯(毎日なのか特定の日なのか など)
- 音が聞こえる部屋の位置(上階なのか隣なのか など)
以上、騒音加害者・被害者の誤解による新たなトラブル回避のためにも、客観的、かつ具体的に「騒音そのもの」の状況を知り、対策を練ることが大切です。
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