入居時に、節電の為に、電気の基本アンペアを見直す方もいらっしゃるかと思います。
電気機器の消費電力はワット数(W)で表示されています。
アンペア数(A)は、「100Wで1A、1,000W(1kW)で10A」とお考えください(100Vの場合)。
つまり、10Aですと100を掛けて、消費電力が1000Wの製品を使えるようです。
電気製品(取扱説明書や本体記載)にワット数やアンペア数が記載がありますので、ご確認下さい。
分電盤には、
- 漏電ブレーカー(屋内配線や家電製品が万が一漏電したとき、その異常を感知して自動的に電気を止めます。火災や感電の事故を防ぐ安全装置です。)
- 子ブレーカー(分岐ブレーカー(配線用遮断安全ブレーカー))です。分電盤の右のほうにいくつかブレーカーが並んでいるかと思いますが、それです。分電盤から各部屋あるいはコンセントに電気を運ぶ回路(分岐回路)に容量以上の電気が流れたときに、その回路のみを遮断し、家全体の電気が止まるのを防ぐための装置です。
ここで気を付けたいのが、契約アンペア数が大きくても、この子ブレーカーに、一般的には20A以上使うと、ブレーカーが落ちるようです。(使いすぎ)
【ブレーカーが落ちた場合の復旧順番】
- 消費電力が大きい電気製品を切りにする又はコンセントから抜く。(電子レンジ・オーブン・掃除機、電気湯沸かし器・炊飯時の炊飯器等)
- 全てのブレーカーを切りにする。
- 大元のアンペアブレーカーを入にする。
- 漏電ブレーカーを入にする。
- 子ブレーカーを一つずつ入りにする。その際に、どこかで漏電している場合は、ブレーカーが落ちますので、使いすぎか漏電しているか確認しながら上げていきましょう。
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