貸主様は、孤独死に対してどのようにしていますでしょうか。
- 一棟丸々損害保険会社と契約している
- 仲介している不動産会社に任せていて、大丈夫だと思う
- 自ら情報収集して、不動産会社にその旨伝えている
- 保険ではないが、週に何回かの電話サービスに加入してもらっている
- 電気やガス等の必ず使ったり止めたりする動作を関知して存命確認サービスを利用
- ヤクルト配達等で存命確認
等
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色々方法はありますが、
- まずは、入居審査時に起こり得そうな方を入居させない
この部分は、判断しかねる部分です。初めは良さそうな方でも、入居後の事は、良くお会いしないとわからない部分があります。
- 孤独死を予防するサービス等を利用する
入居時に加入利用する場合の保証会社や火災保険に予防対策サービスの利用
週に何回かの電話し、入居者が電話で対応し、未対応の場合連絡が来るサービス
電気やガス等の必ず使ったり止めたりする動作を関知して存命確認サービスを利用
ヤクルト配達等で存命確認
色々存命確認をする方法は、新サービスも含めて色々ありますが、料金もそれなりになりますので、対策内容と料金を確認しましょう
- 最後に、起こってしまった場合費用対策
この部分に関しては、保険対応しかないかと思います。
なぜなら、入居者が死亡した場合、通常ですと遺品・遺産等の相続が起こります。それを相続する方が親族等に居るかと思いますが、場合により相続人が相続放棄をする例があります。
相続内容と相続放棄した場合内容を勘案して考えるようです。 - 遺品整理と特殊清掃対策
賃貸借契約時に加入の保証会社に○○万円まで補償する保険が付いていたり、火災保険等で、○○万円まで補償してくれる保険があります。
実際に、30㎡位のお部屋を特殊清掃をすると原状回復は除き、百万円近い・超える費用が掛かります。原状回復費等も含めれば200万円位かかる場合もあります。
特殊清掃作業をしてくれる業者は色々ありますが、まずは、いつも利用しているリフォーム屋さんに聞いてみるのは如何でしょうか。出来ない場合は、不動産会社に業者を聞いたりご自身で探してみる方法もあります。
検索すれば、色々見つかりますが、下記のような免許を持った業者さんの方が良いかもしれません。
特殊清掃であったほうがよい資格と免許
事件現場特殊清掃士と呼ばれる資格です。清掃士としての心構え、安全に処理するための薬剤や脱臭の方法、またスタッフの安全を守るための感染症防止の知識を学でいる。
遺品整理士という資格で、その名のとおり遺品整理にかかわる資格です。遺品整理士としての心構えはもちろんのこと、廃棄物に関する法律やその必要性、円滑に進めるためのノウハウを習得しています。
遺品整理士認定協会のサイトの右側のボタンに企業一覧ボタンがございますので、その中から探すのも良いかもしれません。
弊社では、過去に1度だけそのような事案が発生致しました。
起こる可能性は低いですが、起こった場合費用が多くかかる事(敷金も0~1ヶ月では賄えません。相続放棄されると全額貸主様負担となります。)を考慮して、事前に対策をした方が良いかと思います。
相続放棄をされない親族の場合は、相続人と相談しながら対応すべきですが、相続放棄をされる場合は、特に注意が必要なので、その前提で事前対策をすべきかと思います。
弊社の場合は、単身者等の場合は、加入保証会社に、予防サービス(高齢の場合)・起こった場合の費用補償(250万円まで)や作業の事も保証会社側サービスに加入して頂く・火災保険は場合にもよりますが、万が一の対策をしております。
ご自身で自主管理し、リフォーム会社を選定依頼している場合は、起こった際に不動産会社に相談する場合は、ご自身では業者選定が出来ないから紹介してほしいとはっきりお話してご相談するようにしてください。
通常時のリフォームは、ご自身で全て行い、不動産会社と相談しながら進めていない貸主様は、特に注意すべき点かと思います。
また、不動産会社にも、保険部分で対策が取れるタイプなのか再確認した方が良いかと思います。
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