ふと思い、調べてみました。
お部屋で、前入居者が設置した・施工業者の作業員が何かをしている可能性は限りなく低いかと思いますが、念のためにどうすれば良いか調べてみました。
賃貸のお部屋で入居前に盗聴器・盗撮器等の調査は?
恐らく、されていないと思います。
そもそも、前入居者や内装業者等が仕掛ける事を考えていない為。(性善説や信頼の問題等)
室内にあるものだと、エアコンや照明器具・壁(クロス張替え・補修した場合)・火災警報器があるかと思います。
リフォーム屋さんが行っていない前提であれば、
エアコンや壁は、リフォーム屋さんが清掃時に分かると思います。賃貸の場合の火災警報器は、貸主様が設置(業者経由も含む)したものだと思いますが、リフォーム屋さんも壁拭きやクロス替えで外す際、気付くかもしれません。
怪しい可能性があるのは、電源がある場所かと思います。
それでは、心配なのでどうしたら良いのか
個々の方が無料で調べられると思う方法は、紫文字部分。
盗聴器が仕掛けられていないか調べる方法は、
- 専門業者に依頼する
料金が高いが調査信用度は上。 - 盗聴器発見機を購入する(1MHz~調べらる広範囲型や『76~770MHz』など、盗聴器によく使われる周波数のみ調べられるものがある)
値段は、数千円~何万円まで色々あります。
又は、盗聴器発見業者が使っている盗聴器発見器をレンタルする方法です。ただ、盗聴器と盗聴器発見器の専門知識が必要です。 - ラジオ(アナログラジオ)でFMとAMで調べる
※スマートホンアプリのラジオで調べる場合、取得周波数(スマホが受信できる盗聴器の周波数は、1900MHz帯~2100MHz帯に限定)が一部な為、全周波数が調べられないので、お勧めしない。 また、ラジオの場合、日本では、AM:526.5~1606.5KHz・FM:76.1~94.9MHzがラジオの範囲なので、その範囲しか調べられない(機器にもよる) - 調べたい部屋の窓やドアをすべて閉め切る
- 部屋の真ん中にスマホ等を置いて、継続的に音を出す
- FMAMラジオの周波数を最小からゆっくりと上げる
- FMAMラジオからスマホ等と同じ音が鳴っていないか確認する
- スマホ等と同じ音が聞こえたら、ラジオをもって部屋の中を歩く
- FMAMラジオから、スマホ等と同じ音がでていれば盗聴器が存在します。詳しい場所を特定するには、ラジオを持って部屋の中を歩きまわりましょう。ラジオの音が大きくなったりハウリングする場所があれば、その近くに盗聴器があるはずです。
- 壁に付いているコンセントやタコ配線機器を外して中を確認。
通電してい状態で、カバーとねじを外す形ですので、感電しない様に(電線部分等の接触等)
電気免許が必要ではないかと思い調べました。
軽微な工事(電気工事法施行令第1条で電気工事から除外)は免許がいらない様です。
(電気工事士法の電気工事の対象とならない工事で、電気工事士等の資格は不要)
①差込み接続器、ねじ込み接続器、ソケット、ローゼット、その他の接続器又はナイフスイッチ、カットアウトスイッチ、スナップスイッチその他の開閉器にコード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事
②電気機器(配線器具を除く。以下同じ)の端子に電線(コード、キャブタイヤケーブル及びケーブルを含む。以下同じ)をネジ止めする工事等
この部分がコンセントプレート(表のカバー)を外す(下部にマイナスドライバーが差し込める部分があるので、差し込んでドライバーをひねって蓋を外す)・コンセントがくっついている金属のコンセントプレートを外す(上下のねじを外す。コンセントの差込の四角いものが付いており、後ろに電源線が数本付いている)部分のみは、資格が不要な様です。
そこまですれば、変な物体が付いていないか確認できると思います。
もし、感電が心配な場合は、その部分のブレーカーを切ってから確認しましょう。
盗撮器が仕掛けられていないか調べる方法は、
- 専門業者に依頼する
料金が高いが調査信用度は上。 - スマホでも見つけられる可能性があるとの事
ToFセンサーの搭載スマートフォンを使う。ToFセンサーからのレーザーが隠しカメラのレンズに当たると、周囲よりも高い強度で反射する。この反射した光をスマホのカメラで受信すれば、隠しカメラの場所を特定できるらしい。
→スマホのライトや懐中電灯で照らすか、ストロボ付きで撮影すれば、レンズ反射が得られるかも。
また、
赤外線を検知できる機器をスマートフォンに付け、発見する方法もある。
アプリもあるようですが、評価がイマイチ・有料等。 - 赤外線搭載の監視カメラを検知
アプリや機器があるようです。
皆さんもご存知かと思いますが、リモコンが壊れているか・電池切れかを判断する為に、赤外線が出ている先部分を、カメラで撮影して、ボタンを押すと、正常な場合、赤外線が発する部分が反応するので判別できる方法と同じです。
部屋中をカメラを等してみる。 - 他にも受信した映像を電波で飛ばすので、Bluetooth等で発信しているはずなので、スマホのBluetooth探知で、怪しい名前の物を調べ、部屋の電源を消して再度探知して、名前が消えていたら怪しい(部屋の電源を利用して動作する為)
新しく入室する場合は、部屋にありそうなものは、火災警報器・壁に小さな穴・エアコン等設置されている物かと思います。
どれかで見つかるかもしれません。
盗聴器・盗撮器を発見したら『触らずに距離を取って警察に通報』
もし発見器等を使って盗聴器・盗撮器を見つけたときは、盗聴器・盗撮器には決して触らずに、その場から離れて(なるべく屋外まで)警察に通報しましょう。
盗聴器・盗撮器が作動したままその場で警察に連絡すると、盗聴器を通して通報したことが知られてしまうので危険です。→ブレーカーを落として電源供給を断てば良いかと。
また、盗聴器・盗撮器を外して通報することもおすすめできません。盗聴器・盗撮器の異常に気づいた犯人が仕掛けた場所に来たり、警察が来たときに証拠として残らなくなってしまうリスクなどがあるためです。
さらに、盗聴器・盗撮器の仕組みに詳しくない人が適切に盗聴器・盗撮器を止めたり外したりすることも難しいので、自力で盗聴器を発見した場合でもむやみに触るのはやめておき、警察や専門の業者に相談されることをおすすめいたします。
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