東京メトロ東西線南砂町駅改良工事をなぜするの?
東西線の混雑率は、国内最悪の199%(2018年度)となっています。これまでも車両の増結やドア幅の広い車両の導入、高機能な保安装置の導入による増発(運転間隔の短縮)などの混雑緩和策が行われてきました。しかし、沿線の再開発などで利用者が増え、従来の方法では混雑緩和が難しくなってきました。
そこで東京メトロは、混雑緩和のための新たな大規模改良プロジェクトの実施を決定し、その一つが南砂町駅のホーム増設計画です。
南砂町駅の1日平均乗車人員は1970年度が約7900人。1990年代でも1万6000~1万7000人台で、東西線内の駅では利用者が最も少ない駅でした。ところが、2000年代に入ると周辺の住宅開発が進み、駅の利用者も急速に増加。2018年度には約3万500人に達しました。
今回のホーム増設工事においては、現在あるホームの南側に新しくホームが設置され、現在あるホームの幅を広げることにより、ホーム上での混雑を緩和され、駅の中央に十分な広さを確保した新しい改札が設置されます。さらにエスカレーター・エレベーターのバリアフリー設備の増設により、駅の利便性の向上が図られる予定です。
以前は、こんな感じだった南砂町駅ホーム
工事は2013年に始まり、ホームからは、増設ホームも見え、ぱぱす・サイゼリア・AOKIの建物の北側に、出入口らしき口が出来ているようです。
今工事している地上部分が、商店街になる予定だとの事ですが、どんな感じになるのでしょうか?
2027年頃に出来るそうですが、まだまだ先は長いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿