このようなバランス釜(浴槽の横に給湯器が付いているもの)
が、昭和後期生まれの方が手間だと思われている給湯式(FF式)の物がありました。
今まで、
BF式
このような、壁の下部に排気口があり、その穴に給湯器を設置して、給湯式にするタイプの所は存じていたのですが、上部排気式のタイプを拝見しました。
ですが、そこの大家さんは、数年前にバランス釜の給湯器を十数万で交換したばかり・床もフロアーパネルに交換したばかりと、給湯器を交換し、台所の湯沸し器を給湯式に配管を提案するにも時期が良くなかったので、このような方法もあるんだと記録の為に投稿します。
バランス釜には、BF式とFF式があるそうです。
BF式は、上記の写真のような、給湯器の後ろに排気穴があるタイプ
FF式は、上記の写真のような、煙突が上に出て、壁に排気するタイプ
FF式は、上記の写真のような、煙突が上に出て、壁に排気するタイプ
写真を見て頂けると分かりますが、浴槽の右に隙間がありますね。
その給湯器を外し、外側に給湯器を付ける方法があります。
こんな感じに外側に給湯器を設置すれば良いのです。
浴室の露出配管がいまいちですが、バランス釜の給湯器が故障・交換時期になったら検討も良いかもしれません。
バランス釜の良い点
- 小さいのに追い焚き機能が付いている
- 種火を付けて給湯する手間がある。
使い方を調べていたら大阪ガスさんのマニュアルがありました。
給湯方法を簡単に説明
- 給湯機に電池切れになっていないか確認。電池確認ランプが点灯していなければOK
- 給水栓が開いているか確認
- バランス釜給湯機の大きなダイヤル(器具栓つまみ)が「0」の位置になっているかチェック
- ガス栓を開栓
- 器具栓つまみを「0」から「1(たね火)」へ押しながら回し、点火確認ランプが点灯するまで押し続けると、種火が点く。機種により種火が見える物もある。
器具栓つまみを離してもたねび火確認ランプが点灯していることを確認 - 器具栓つまみを「2」へ回す
- シャワー出湯切替つまみでシャワーかカラン(蛇口から出てくる)を切替し、お湯等が出てきます。
浴槽に溜める際は、排水栓をチェック。斜めっているとお湯が溜まったかと思うと半分しか溜まらず、漏れていることもあり! - お湯の温度は、湯温調整つまみで調整。
また、水圧が低い場合があるらしく、低水圧シャワーヘッドを使うと良いかもしれません。
節水シャワーヘッドも良いかもしれません。
普通シャワーヘッドと何が違うかというと、ヘッドの穴の数が少ないからその分勢いよく出てくる。
次に追い焚き方法
※硫黄を含んだ入浴剤の使用は機器を腐食してしまう場合があるので止めましょう。
- 給湯機に電池切れになっていないか確認。電池確認ランプが点灯していなければOK
- 浴槽の排水栓を閉める
- 浴槽の上部循環口センター(丸の中心の事)より10cm以上水が入っているか確認
- バランス釜給湯機の大きなダイヤル(器具栓つまみ)が「0」の位置になっているかチェック
- ガス栓を開栓
- 器具栓つまみを「0」から「1(たね火)」へ押しながら回し、点火確認ランプが点灯するまで押し続けると、種火が点く。機種により種火が見える物もある。
器具栓つまみを離してもたねび火確認ランプが点灯していることを確認 - 器具栓つまみを「2」へ回す
- 器具栓つまみを押しながら「3」へ回す(本火着火)
もし、本火着火しない場合は、器具栓つまみを「0」に戻し、5分以上経ってから再度行う。 - 浴槽の温度が適温になったら器具栓つまみを「3」「2」「1」の順に回し戻す
- 器具栓つまみが「3」であることを確認
- シャワー出湯切替つまみをシャワーか出湯に回す
使い終わったら、器具栓つまみを「0」に戻す。
ガス栓を閉める。
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